まちの魅力語り継ぎプロジェクト 歴史編 第三回(福生市公民館松林分館主催)に参加しました。
講師 田村光男氏
今回は福生の農村から都市に移り変わる様子を見ていきました。
昭和30年代前半から昭和50年代初めの話でした。
今回の講義で3つ興味深かったことがありました。
①福生市内に4つのボーリング場が営業していた
・産業道路沿いに2施設、五日市街道(拝島駅北側)に2施設
②産業道路(福生-青梅)は福生三小の西側を通って新奥多摩街道に抜ける計画があった
・現在も工事が継続しているが、福生市保健センター周辺から未開通である
③ 作家村上龍、歌手大瀧詠一が住んだ米軍ハウスは福生市内36戸に減少(平成16年調査)
・昭和35年約1700戸あったが、現在さらに戸数減少と建物の老朽化が進んでいる
福生の移り変わる街の様子を3回に渡って見てきました。
福生市内の田んぼや畑が宅地化され、駅周辺にはスーパーやホテルができて
発展した昭和・平成の時代が終わりました。
令和の時代、福生市は人口減少が既に始まり、土地はなく、工業、商業、観光業のいづれも期待できない。
福生市をどのような街にしていくか、市民は何をするべきかを考える機会となりました。